雨の匂いの正体とは?

こんにちは。6月入社のKです。

この時期は雨が多いですよね

皆さんは雨はお好きですか?私はあまり好きではありません。

傘が必要だったり、蒸れたり、電車が遅延したり…

なによりあの匂いが好きではありません。雨の匂いといったものでしょうか。

しかし雨自体には匂いはありません、では私たちが感じている雨の匂いとは一体何なのでしょうか?

雨の匂いとは

普段感じている雨の匂いの正体は「ペトリコール」と呼ばれるものです。

ペトリコールとは「雨が降ったときに感じる、土や地面から立ちのぼる独特の匂い」

つまり土の匂いなんですね。

科学的には、植物の油分や土中の微生物が雨によって空気中に放たれることで生じる香りです。

ペトリコールの仕組み

  1. 植物から放出された油分
    長期間乾燥していた地面には、植物から分泌された油が染み込んでいます。これが雨で溶け出して空気中に広がります。
  2. アクチノバクテリアが作る「ゲオスミン」
    土壌中の微生物(特にアクチノバクテリア)が生み出す有機化合物で、人間の鼻はこれに非常に敏感。わずかな濃度でも「土っぽい」「かびっぽい」香りとして感じ取ります。
  3. 雨粒が地面に落ちるときのエアロゾル効果
    雨粒が地面に衝突すると、小さな気泡が発生し、それがはじけることで微細な粒子(エアロゾル)が空気中に舞い上がります。この中に先述の成分が含まれており、においとして感じられるのです。

個人的にはペトリコールは好みの匂いではないですが、「懐かしさ」や「リラックスできる」といった心理的にポジティブな効果があるとされています。

最後に

私は雨が好きではありませんが、好きな部分もあります。

それは雨の音です。私は水の環境音が好みなのでその部分だけ好きです。

このブログを書いている間に窓を見ると、いつの間にか雨が降っていました。

今日の朝は晴れていたので傘を持って来ていません。帰宅するときまでには晴れていますように…..。

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