「吉野山」と「金峯山寺」②

こんにちは。Fです。

前回引き続き「吉野山」と「金峯山寺」の「金峯山寺」を紹介します。

「金峯山寺」は宗派は金峯山修験本宗(総本山)で、山号を「国軸山(こくじくさん)」といいます。7世紀後半、呪術者であり修験道の開祖と言われる役小角(えんのおづぬ)が、吉野山に建てたお堂「山下蔵王堂(さんげざおうどう)」が始まりと言われています。

南北朝時代に吉野は南朝(後醍醐天皇側)の拠点となっており、金峯山寺の僧も南朝に味方していたことから足利幕府軍(北朝側)に攻められ、伽藍が焼失してしまいます。しかしその後、豊臣秀吉らにより再建が進められます。

明治期には神仏分離令や廃仏毀釈、修験道廃止令のため一時は廃寺になるまで追い込まれましたが、明治19年(1886年)に天台宗の寺院として復興。

昭和23年(1948年)には金峯山修験本宗として独立し、平成16年(2004年)には世界遺産に登録されました。

国宝『蔵王堂』。高さ34m、横幅・奥行ともに36m。木造古建築としては東大寺大仏殿に次ぐ2番目の大きさになります。

蔵王堂は天正20年(1592年)に豊臣秀吉公により再建されました。

「脳天大神 龍王院」があります。初代管長である覚澄大僧正が頭を割られた蛇に遭遇し哀れに思われ、それをお祀りしているところです。蛇の「頭」になります。

何よりも春になると桜と秋になると紅葉が綺麗です。

【金峯山寺】
住所:奈良県吉野郡吉野町吉野山2498
アクセス:近鉄吉野線吉野駅からロープウェイで徒歩約10分
駐車場:あり(有料・紅葉時期は混雑)営業時間:8:30〜16:30

皆さんもぜひ足を運んでみてください。

以上になります。最後までお読みいただきありがとうございました!

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