皆さん、こんにちは!N.Tです。
夏になると増えてくるのが、突然の雨。
特に、午後~夕方にかけて急に空が暗くなり、
「ドシャーーッ」と雨が降ってくる“夕立”や“ゲリラ豪雨”です。
実はこれ、ただの偶然ではなく、夏ならではの気象条件が関係しているんです!
☁️キーワードは“積乱雲”
夏のゲリラ豪雨の正体は、「積乱雲(せきらんうん)」という巨大な入道雲です。
積乱雲は、地面が熱されて発生した上昇気流によって急激に成長し、
高さは10km以上にもなることも。
この雲の中では激しい上昇気流が発生し、
雨・雷・突風・ヒョウなどを一気に降らせるのが特徴です。
🌞なぜ夏に多いの?
主な理由は3つあります:
- 地面が強く温められる(気温が高い)
→ 上昇気流が起こりやすい - 湿度が高く、水蒸気が多い
→ 雲がどんどん成長する材料になる - 風が弱く、同じ場所に雲が留まりやすい
→ 集中的に雨が降りやすい
つまり、「暑さ+湿気+空気の停滞」という条件がそろう夏の午後~夕方は、
ゲリラ豪雨の発生にぴったりのタイミングなんです。
☔夕立とゲリラ豪雨のちがい?
昔ながらの言い方だと「夕立」。
最近では突然・局地的に降る雨を「ゲリラ豪雨」と呼ぶことが多くなりました。
どちらも基本は同じような現象ですが、
「ゲリラ豪雨」の方がより突発的・予測しにくいというニュアンスが強めです。
✏️さいごに
夏の天気は変わりやすく、スマホの天気予報アプリでも完全には予測できません。
外出時は折りたたみ傘を持っておく、
黒い雲が見えたら早めに屋内に入る、などの心構えがあると安心です!
ちなみに…積乱雲は夕焼けに照らされるとすごく綺麗なので、
空を見上げるのも楽しい季節ですよ☁️🌇
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう!