皆さん、こんにちは!N.Tです。
スマホ決済やカード払いが当たり前になり、現金を使わない人も増えてきました。
とても便利ですが、実はキャッシュレスには “お金を使いすぎやすくなる理由” がいくつかあります。
今日は、経済学の豆知識として、気軽に読める形で紹介します。
払っている感覚が弱い(支払いの痛みが小さい)
現金を使うときは
- 財布から出す
- お札や小銭が減る
- 「払った感」がある
という“実感”があります。
キャッシュレスはこの「払った感」がかなり弱くなります。
経済学ではこれを
支払いの痛みが小さい(Pain of Payment)と言います。
お得に感じる「心の会計(メンタルアカウンティング)
キャッシュレスには、
- ポイント還元
- キャンペーン
- 実質〇%オフ
などの仕組みが多くあります。
この「得した気分」が強いと、人はお金の使い方がゆるくなることがあります。
経済学ではこれを 心の会計(メンタルアカウンティング) と呼び、“実際の支出より、得した印象の
ほうを重視する” 心のクセです。
明細を見るのが後になり“気づいたら使ってた”現象が起こる
キャッシュレスは便利な反面、
- 使った金額がすぐ見えない
- 月末にまとめて通知される
といった特徴があります。
そのため、リアルタイムで支出を意識しにくい のも大きな理由です。
最後に
最後に、私自身もキャッシュレスをよく使いますが、思ったより使っていた…ということが時々あり
ます。小さな支払いほど無意識になりやすいので、これからも上手に付き合いながら使っていきたい
と思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう!