減価償却

皆さん、こんにちは!N.Tです。

今回は簿記の勉強の中でも重要な用語 「減価償却」 を取り上げてみたいと思います。

減価償却とは?

建物や車、機械などの資産は、買った瞬間に全部使い切るわけではなく、長い期間にわたって少しずつ使っていきます。

簿記ではその「少しずつ使った分」を費用として計上する仕組みを 減価償却 といいます。

日常生活での例え

  • スマホ:買った瞬間に“価値ゼロ”になるわけではなく、2~3年かけて少しずつ古くなっていく
  • パソコン:買って数年間は使えるけど、だんだん性能が落ちていき、新しいものに買い替える

こうした「時間とともに少しずつ消耗していくもの」を数字で表すのが減価償却の役割です。

減価償却が大事な理由

もし資産を買った年に全額を費用にしてしまうと、その年だけ赤字になり、翌年から急に利益が増えるといった“極端な決算”になってしまいます。

減価償却を使えば、資産を利用して利益を出している期間に応じて、正しく費用を配分できるのです。

まとめ

「減価償却」という言葉は難しく聞こえますが、実際は「資産の寿命に合わせて少しずつ費用にしていく仕組み」です。

簿記を学ぶときには必ず登場する考え方なので、日常生活の「スマホ」「車」などをイメージすると理解しやすいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

それでは、また次回のブログでお会いしましょう!

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